ハリマ化成グループ

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社員インタビュー

新製品を自ら企画して立ち上げる。 本気でアピールすれば、やりたいことをやらせてくれる。 研究開発センター 樹脂・化成品開発室 主任研究員 中井 亮一 大橋 祐紀

※内容はインタビュー当時のものです。

自分が開発した製品がお客様に採用された時、
感激のあまり思わず涙が。

中井
私が入社6年目の時、大橋が新人でこの塗料用樹脂の開発グループに入ってきたんだよね。
大橋
ちょうど私が入社した年、中井さんが「社長賞」(※)を受賞されて……壇上で社長から直々に表彰される姿を見て、『凄い先輩だなあ』と。
中井
あの時は塗料メーカーのお客様からのニーズで、錆び止めの機能を持った塗料用樹脂を新たに開発したんだよね。開発期間がとても短くて、めちゃくちゃ大変だったけど。
大橋
中井さんって、プライベートではおもしろいことばっかりやられてるじゃないですか(笑)。でも、開発に取り組んでいる時は、自分がやると決めたことは全身全霊をかけて絶対にモノにする。その姿勢は私も見習っています。中井さんは私にとっての「師匠」ですから。
中井
いやいや、もう追い抜かれているよ(笑)。大橋も去年、シリコン入りの新しい塗料用樹脂を開発して「社長賞」を受賞したじゃない。あれは当社の塗料用樹脂の中で過去最大のヒット商品だね。
大橋
おかげさまで好評です(笑)。開発者としてはうれしい限りです。シリコンを混ぜると仕上がりが美しくなるんですが、きちんと物性(ぶっせい)を出すのに何度も何度も試作を繰り返して、本当に苦労したんです。最終的にはお客様に「これならいける」と採用していただきました。
中井
当社の強みって、お客様と密着しているところだよね。開発者もお客様のところに出向き、お客様とやりとりしながらモノを作り上げていく。自分が知恵を絞って開発した樹脂が、お客様に評価されて受け入れてもらえた時は、本当にうれしい。
大橋
社内のウワサで聞いたんですけど、中井さんは昔、開発品を採用してもらった時、お客様がいらっしゃる目の前でガッツポーズされたとか。
中井
素で思わずガッツポーズが出ちゃったんだよ(笑)。大橋もそういう経験あるでしょ?
大橋
私の場合、開発を進めるうちにそのお客様のことが大好きになってきて、ダメ出しをいただいても「気持ちいい」って思えるようになって…。で、そのシリコン入り樹脂がお客様に認められた時は、感激のあまり泣けてきました。それほど達成感がありましたね。
(※)ハリマ化成では毎年、会社の記念日である「松籟(しょうらい)の日」(1982年に創業者である故・長谷川末吉名誉会長が、当社の基盤となった「トール油の精製および誘導体製造技術の育成」で科学技術庁(現:文部科学省)より科学技術功労者賞を受賞したことを記念して制定された)に、優れた成果を上げた技術者を社内で表彰している。

従来の製品の枠を超え、
スマートフォン向けの特殊塗料を企画して開発。

大橋
中井さんはいま、ご自身で新しいテーマを掲げて開発に取り組んでいらっしゃるんですよね。
中井
そう。ハリマ化成が従来手がけてきた塗料用樹脂の開発は一通り経験したので、その技術を応用して、会社の成長に貢献できるような、何か新しい分野を開拓できないかと。それで企画したのが、いま急速に普及しているスマートフォン向けの特殊なコーティング剤。自分でコンセプトを練って、上司に「やらせてほしい」とアピールして、チャレンジさせてもらえることになった。
大橋
いま中井さんが取り組んでいることは、塗料用の樹脂ではなく、いわば川下分野への挑戦ですね。
中井
この開発を立ち上げてから、営業担当者と一緒に、いままでやりとりしたことのない企業の門を叩いて、製品の売り込みを図っている。大変だけれども、いま徐々に成果が上がりつつあるところ。
大橋
新しい製品を企画して、ご自身で開発を立ち上げられたのは立派だと思いますし、尊敬します。
中井
ハリマ化成は、真剣に「これがやりたい」と思う人間には、チャンスを与えてくれる会社なんだよ。自分の意見を上にしっかりとアピールし、その方向が正しければ、いろいろとアドバイスをもらいながら、やらせてくれる。
大橋
そういえば、うちのグループの先輩で「海外に行きたい」とアピールして、希望をかなえた人がいらっしゃいますよね。個人的に英語を勉強されて、社費で海外に留学して修士号を取得し、そのままグループ会社であるローター社のベルギーの研究所に赴任。向こうでエンジニアとして活躍されています。
中井
自分がやりたいことを実現できる可能性はとても大きい会社だと思うね。

ハリマ化成の製品がなければ「塗料」が成り立たない、
という世界にしたい。

中井
いま私たちが関わっている「塗料」の分野で、ハリマ化成がチャレンジできることはまだたくさん残されていると思う。
大橋
塗料用樹脂においても当社はまだまだシェアを伸ばせると思います。まずはこの塗料用樹脂をハリマ化成の稼ぎ頭にしたいですね。そして、当社の製品がないと塗料が成り立たない、と言われるようになりたい。最近は有力な製品を次々と世の中に送り出していますので、それが現実になるところまで迫っていると思います。
中井
私としては、とりあえずいま手がけている開発をきちんと成し遂げて軌道に乗せ、あとは後輩に託し、自分はまたまったく新しい分野を開拓していきたいね。いまちょうど新製品を立ち上げるという経験を積み重ねているので、それを活かして、新たなチャレンジがしたい。本気でアピールすれば、やらせてくれる会社だから。
大橋
これから入社される若い方たちも、積極的にどんどんやりたいことをアピールしてほしいですね。私が新人に期待しているのは、IQよりも愛嬌。正直、入社時のレベルなんてみんなほとんど変わらないと思いますし、実際当社で活躍している技術者を見ると、人間味あふれた人ばかりなんですよね。
中井
そうそう、変に気張らず、肩の力を抜いて元気よく素直に楽しく仕事に取り組める人のほうが伸びると思う。大橋もそうだったしね。新人の頃、こっちが質問したことに「分かりません!」って堂々と答えてた(笑)。でも、新入社員はそれでいいと思う。分からないことは、しっかり学べばいいわけだから、それよりも、人とのつきあい方をきちんと分かっていることのほうが大切。
大橋
いま研究開発カンパニーでは、"Innovation for Customer"というモットーを掲げていますよね。「顧客のためのイノベーション」というこの言葉が、私はとても気に入っています。お客様と深く関わって新しいモノを創りたいという気概のある人に参画してほしいですし、そうしたみなさんといっしょに開発を楽しみながら、イノベーションを起こしていきたいですね。

中井 亮一
研究開発センター 樹脂・化成品開発室 主任研究員

1999年入社。大学では高分子を専攻。ハリマ化成の塗料用樹脂が、世の中のいたるところ、たとえば鉄橋、ビルなどの巨大な建造物にも使われていると知り、興味を持って当社を志望。

大橋 祐紀
研究開発センター 樹脂・化成品開発室 副主任研究員

2004年入社。大学では有機合成を専攻。就職活動では化学メーカーを中心に検討し、なかでもハリマ化成がナノペーストの研究開発を手がけていることに惹かれて、入社を志望。

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