ハリマ化成グループ

新卒・キャリア採用情報

社員インタビュー

出る杭、大いに歓迎。 枠にとらわれないチャレンジで、新しいハリマ化成を一緒に創ろう。 執行役員 研究開発センター 副センター長 後藤 英之

※内容はインタビュー当時のものです。

未来のハリマ化成を牽引していく新規事業を、
これから次々と立ち上げていく。

私がいま挑んでいるのは、10年後、20年後を見据えて、未来のハリマ化成を担う新事業を創り出していくこと。

実は私自身も過去、社内で新たな事業をゼロから立ち上げた経験があります。研究者としてハリマ化成に入社し、しばらくバイオ関連の研究に打ち込んでいましたが、結局それが実らず、私は新たなテーマに取り組まなければならない事態に。その時、当時の研究所長が『お前のやりたいことをやらせてやる』とチャンスを与えてくれて、まったく馴染みのなかった電子材料にチャレンジしてみようと決心しました。それまで農林水産省の研究機関で私が研究していたのは「固体と液体をさまざまな方法で均一に分散させる」という技術で、それが金属粉と樹脂成分を均一に分散させ、加熱すると電気を通すことのできる「導電性ペースト(電子回路を形成するための塗料の一種)」に応用できると考えたのです。

とはいえ、エレクトロニクス関連業界についての知見は何も持ちあわせていなかったので、まさに白紙の状態からのスタート。エレクトロニクスに関する辞書を買い集め、それを1ページ目から読み込み、お客様のもとを訪れてニーズを探ろうとするも、最初の頃は宇宙語で会話をしているような感じで、まったく理解できなかった(笑)。本当に苦労の連続でしたが、『出る杭になりたい』というのが技術者としての私の信条。絶対に成果を出して目立ってやろうと、当時は必死で頑張りました。

世界で2社しか実現できない技術を確立。
若い研究者たちも、後に続いてほしい。

そうした努力の甲斐あって、何とかこの導電性ペーストを事業化することに成功。最近では、当社が独自に開発した、プリント配線板(電子部品を表面に固定し、その部品間を配線で接続することで電子回路を構成する板状の部品)用の銅ペーストが国内外のお客様から高く評価されております。銅というのは酸化しやすいためペースト化するのが難しく、この技術を確立しているのは、当社を含めて世界で2社だけ。いまやグローバルでも高い競争力を持つビジネスに成長しています。これも、私自身が電子材料の素人だったため、従来の常識にとらわれない発想で開発に取り組み、功を奏したもの。こうした新規事業を、これから次々と立ち上げていきたいのです。

もちろん、新事業を創出していくのは簡単なことではありません。ただ研究して技術を開発するだけでは駄目。それを世の中へどう広めていくかというステップもきちんと意識しておくことが重要です。私は導電性ペーストの事業を軌道に乗せた後、しばらく技術営業に携わり、そこでお客様と直に接してニーズに応える提案に努めたことで、「新しい技術を世の中に売り込むためには何が必要なのか」ということを肌で学びました。それは私にとって本当に貴重な経験となりましたし、そこで得たことを若い研究者たちに伝授して、新たな事業を生み出すエネルギーにつなげていきたいと考えています。

自分の力で「会社を変えていく」。
そんな経験は、なかなか味わえるものじゃない。

「筑波研究所」は、現在のハリマ化成の主力事業領域である「樹脂・化成品」「製紙用薬品」「電子材料」の枠にとらわれず、何でも挑戦できる環境です。ここにぜひ、みなさんにも参加してほしい。私はかつて、上司から大きなチャンスを与えてもらって、新事業を創り出すことができました。ですから、これからハリマ化成に参画される若いみなさんにも、自分のやりたいことにチャレンジできる場をどんどん提供していきたいと思っています。

私は、何か新しいモノを生み出す上では多様性が大切だと考えていますので、求める人材に型をはめるつもりはありません。「技術者としてこんなことを実現したい」という大きな夢を抱ける人、そして、その夢をどうすれば実現できるのか、論理的に周囲に訴えて納得させられる人であれば、きっとやりたいことは何でもかないますし、本当に面白い経験ができるフィールドだと思います。

実は私、これまで大手電機メーカーなどから何度かヘッドハンティングされたことがありますが、ハリマ化成を離れる気持ちはありませんでした。当時の上司に『ヘッドハンティングのオファーが来た』と相談すると、『いいじゃない。話を聞いてくれば?』との返答。こういう大らかな社風も気に入っていますし(笑)、超大手メーカーに入社したところで、自分の力が会社に及ぼせる影響力などたかが知れている。でもハリマ化成なら、自分の力で「会社を変える」ことができるのです。みなさんもぜひ「出る杭」になって、新しいハリマ化成をその手で創り上げてほしいと思っています。

PROFILE
1989年入社。研究者としてハリマ化成に入社。農林水産省の研究機関にて共同研究員として勤務後、「導電性ペースト」をゼロから開発して自ら事業化。その後、営業を経験し、2012年より「筑波開発室」室長(現「筑波研究所」所長)、2015年より「研究開発センター」副センター長、2016年より執行役員に。趣味は少林寺拳法。週末には指導者として100名の教え子の前に立つ。世界大会にも出場経験あり。後藤曰く「いつも教え子たちに『困難に負けるな』と指導しているので、自分も難しい仕事だからといって投げ出すわけにはいかない(笑)」とのこと。

Copyright 2017 Harima Chemicals Group, Inc. All rights reserved.